「なんもく村自然公園」は、村内でも長野県との県境に近い山間部の斜面に作られたキャンプ場です。2019年の台風19号でキャンプ場に続く道路が土砂崩れにより寸断されましたが、キャンプ場の入口までは一昨年に復旧し、その後も継続的に工事が続けられているようです。
現状を確かめようと、久々に現地を訪れてみました。(訪問日:2022年3月6日)
村内最奥の熊倉集落を過ぎると、至るところに「全面通行止」の看板が現れます。山林には、2月に積もった雪が溶けずに残っていました。
キャンプ場入口に到着。ここから先はバリケードがあり車では進めないので、少し先まで徒歩で行ってみます。
車を降りて5分くらい歩くと、土砂で道路が崩壊した地点に到着。1年くらい前に来た時は路面が崩壊していましたが、路盤はできていました。
看板に記された工期は3月末で終了するようですが、順調にいけば、4月以降は自然公園の上部まで車が入れるようになるかもしれません。ただし、大上峠の開通には、もうしばらく時間がかかりそうです。改めて、2019年の台風被害の大きさと、災害復旧工事の大変さを実感できました。