ソロキャンプ場作りの現場を見学

村内の高台にソロキャンプ場を作ろうと孤軍奮闘している方がいます。神奈川から群馬に移住した塚原陽子さん。一昨日、その現場を見学してきました。

キャンプ場を作ろうとしている高台。左手に見えるボコッとした山は鹿岳(かなたけ)

塚原さんは群馬県出身。昨年まで神奈川県で会社勤めをしていましたが、一人専用のソロキャンプ場を南牧村で作りたい思いが高まり、昨年秋に会社を退職。できるだけ自分だけで進めようと、建設機械の免許を取って自ら整地しています(本当にスゴイ!)。昨年秋には資金集めの一環で、クラウドファンディングにも挑戦。(詳しくは以下参照)

ひとりを満喫するソロ専用キャンプ場を作り綺麗なトイレを設置 …

キャンプ場を作っている場所は、南牧村の大塩沢集落の最奥で、村内では笹山と呼ばれているエリア。県道を黒瀧山方面に右折して小さな集落を幾つか通り過ぎ、くねくねとつづく細い道を上りきった高台です。左手には、独特の形状をした鹿岳(かなたけ)、正面には西上州の山塊を望めます。

整地作業が進む現場

もともとここは民家の庭だった場所。起伏があって石がゴロゴロしていたので、ここまで整地するのも大変だったとか。ただ、水道などの専門工事は、村の協力も得て業者に頼んでいます。

私が訪れた時は、ちょうど業者の方が整地作業を行っていました。この場所には、管理棟になるコンテナハウスを設置するそうです。

管理棟が建つ予定の場所
業者の方と打ち合わせる塚原さん(左)

キャンプ場はソロキャンパー専用で、来場者を少人数に絞りゴールデンウィークまでにはオープンしたいそうです。女性キャンパー向けに、ウッドデッキを敷いたテント場も計画しているそうです。

ウッドデッキ付きテントサイトの予定地。現在、整地作業中。

現在、塚原さんは、高崎市の自宅から毎日、車でここまで通い、作業をしています。近いうちに村に移住する予定とか。聞きたいことは色々ありますが、キャンプ場がオープンした時に改めてインタビューして、キャンプ場とともにご紹介できればと思います。

4月には、ここもキャンプ場らしくなっているはず。