“南牧三名瀑”の一つで厳冬期は氷結する「三段の滝」を訪問してきました。滝に至る歩道(ほぼ登山道)には至るところに雪が残っていて滑りやすい箇所もありましたが、一般的な登山装備で何とか行ってこれました(登山靴、手袋、防寒具は必須)
三段の滝は南牧村の主な観光名所の一つで、「線ヶ滝」「象ヶ滝」とともに”南牧三名瀑”と呼ばれています。三名瀑の中で最も落差が大きい滝で、約50メートルの高さを三段に分けて流れ落ちる情景は見応えがあります。
三段の滝へは、南牧川に沿って県道を奥へと進み、田口峠への分岐を直進した先に、登山口となる駐車場があります。狭い谷あいなので日中でも日が差さず、積雪期は雪に覆われています。
駐車場を抜けると、滝までの距離を示す標識が出現。標識は数カ所あり、ペース配分の目安になります。ただ厳冬期の今は、登山道が至るところで雪に覆われています。凍結している場所もあるので、歩くには細心の注意が必要です。(私も時に這って進みました)
道は沢筋に沿って登っていきます。途中には氷の芸術が幾つか見られます。沢を渡る足場はしっかりしていますが雪が付着しているので要注意。
赤いハシゴを超えてしばらく進むと、氷結した三段の滝が見えてきました。雪道はかなり慎重に歩きましたが、登山口から25分で到着しました。積雪で地面が見えないため滝に近づくことはしませんでしたが、迫力は十分楽しめました。
この先、大岩、碧岩に続く登山道は滝の右側を巻いて登っていきますが、雪道なのでそれなりの装備が必要です。特に下りは危険。もちろん私も引き返しました。
過去の記録を調べたら、三段の滝を前回訪れたのは2011年の5月のこと。この時は大岩と碧岩にも登りました。探したら写真も出てきました。
今回、超久々に三段の滝を訪れましたが、厳冬期の氷爆は思っていた以上に迫力を感じました。暖かくなってきたら、最も身近な南牧の山々を(今年こそ)色々と登ってみたいと思います。(以上)