ホタル刈りツアーに参加

6月11日(土)の夜に、村内の星尾、羽沢(勧能)地区でホタルを見るツアーに参加しました。

このツアーは、6月の金曜、土曜に計4回開催されたもので、私が参加したのは2回目。主催は、林業のほかに道の駅の人気商品「とらのこぱん」を製造・販売している株式会社サンエイト企画で、南牧村も共催しています。

これまで村内でなかなかホタルを見るチャンスがありませんでしたが、6月の回覧板でツアーの開催を知り、早速申し込みました。定員は各回20名程度で、どの回も既に満席。子供連れも多く、村外から参加した方々も数名いました。やはりホタルは大人気です。

ツアーの集合場所の道の駅では、村内の飲食店が出店。

ツアーの出発時間は18:30。18時過ぎに集合場所の「道の駅オアシスなんもく」に行くと、既に参加者が集まっていました。直前までは豪雨でしたが、出発の頃になると雨が収まってきて、予定どおり出発できました。

出発前に、ツアーの主催者(サンエイト企画代表の古川さん)が挨拶
ツアーには、NPO法人なんもく笑い塾の佐藤さんもバスガイド役で参加
途中で通過する集落や名所を説明する佐藤さん

最初のホタル鑑賞地は、星尾地区の上流部に位置する大上集落。道路から少し下った場所が鑑賞ポイントとして整備されていました。ただし、明るすぎたのか、もしくは雨が多少残っていたからか、ここではホタルは鑑賞できず。昨日は見れたそうなので残念でした。

このポイントでは、今回ホタルは鑑賞できず。残念。

次のホタル鑑賞地は、羽沢地区の勧能集落。この鑑賞ポイントは道路から川を見下ろすので視界が広く、見える確率も高そうです。バスを降りたら、早速参加者から歓声が上がりました。夜も7時半を過ぎて暗さが増してきたので、空を舞うホタルの光も一段と引き立ち、幻想的でした。

暗いのでブレてますが、ここではホタルの舞いがかなり見れました。
ホタルの光…だと思う。

このポイントでは、住民の方々がホタルの生態や鑑賞地の整備などについて説明してくれました。ここではホタルを鑑賞するため、あえて街灯を消して暗くしているそうです。豪雨の影響も考慮して、濁り水が入りこまない池を川の脇に作り、そこでホタルを育てているとか。なかなか大変です。ここで30分くらいホタルを鑑賞した後、バスで集合場所に戻り解散しました。

ツアーは18:30から20:30までの約2時間でしたが、鑑賞地を2つ巡り、バスや現地でのガイドと軽食が付いて参加費500円は、かなりリーズナブル。今回は雨が多少残っていましたが、もう少し条件が良ければ、ホタルの乱舞も見れたかもしれません。小さな子供も参加していて時間を遅くできないのはやむを得ませんが(真っ暗ならばベスト)、8月の夏休みシーズンにも開催して村外にもアピールすれば、南牧の観光資源になりそうです。

ということで、今回訪れた2つの鑑賞ポイントには、今度個別に来たいと思います。

回覧されたツアーの案内。既に申込は終了しています。