【南牧探訪】氷爆「山ノ神の滝」を遠望

厳冬期の南牧名物といえば、氷爆。例年は南牧三名瀑(三段の滝、象ヶ滝、線ヶ滝)を見学していますが、今回は自宅から最も近い「山ノ神の滝」を見てきました。ただし、この滝への一般ルートはなく、途中は崩落箇所もあるので要注意。私も滝の直下まではたどり着けませんでしたが、林道終点から河原を少し歩き、少しだけ急斜面を這い上った地点から、全面凍結した滝を遠望できました。(訪問日:2025年2月9日)

立岩の東北壁に見られる山ノ神の滝

山ノ神の滝は、南牧川の支流の支流、道場川の源流部に懸かる落差70mの滝。観光パンフレット「なんもく滝めぐりガイド」「滝ペディア」にも掲載されています。滝が位置する道場集落に「山神宮」があることから、山の神信仰から命名されたと思われます。

この滝は自宅から徒歩で行けるにもかかわらず未訪問でしたが、氷爆を見るため足を運びました。

道場集落から眺める立岩。下の赤い橋が林道入口。「山ノ神の滝」は、この山腹から流れ落ちている。

「山ノ神の滝」へは、星尾区の道場集落から左折した林道です。車で来る方は、林道終点のゲート前の広場に停めているようです。

道場集落内を左折して林道に入る
日曜ということで道路脇には3台の車が駐車中。アイスクライミングか岩登りか。
林道終点。このゲートを超えて先に進む
林道から水流がとだえた河原に降りて、しばらく進む
正面に堰堤が見えてきた。滝もチラチラと見え始める。斜面崩落箇所があるので注意
堰堤の下に到着。石積をよじ登るのは厳しいので、左側の急斜面を注意深く登る。
何とか堰堤上部に到着。ここから滝を遠望できる。
堰堤上から眺める山ノ神の滝。少し遠い。
道なき急斜面を少しだけ登った地点から撮影
三段の滝に似ている
滝への急斜面は崩落しやすいので要注意

滝の見学後は、道場集落の山神宮にお参りしました。春になったら、普通に水が流れ落ちる滝を見に行きたいと思います。(以上)

根本から二本に分かれた杉の大木が特徴的な、道場の山神宮