JINSの出張販売を見学

メガネ製造メーカーのJINS(ジンズ)が今年から始めたメガネの移動販売が南牧村にも来ると聞き、現場を見学してきました。

JINSが1月から稼働を始めた移動販売車

JINS(株式会社ジンズ)は、群馬県創業のメガネ製造メーカー。全国に450を超える店舗を持ち、東京のほか前橋にも本社を置いています。

今年1月、JINSは来店が困難な高齢者などに向け、移動販売専用車「JINS GO」を開発・製造し、地域への出張販売を始めました。私は、村での出張販売に関するJINS担当者のご相談を区長の一員として事前に聞いたご縁から、出張販売先の南牧村活性化センターに足を運びました。

活性化センター内に開店したJINSの出張店舗

JINSが出張販売に来たのは3月6日、7日の2日間。村内の高齢者が大勢集まる村主催の「輪投げ大会」が活性化センターで開催されたのに合わせ、来村されました。

JINSさんから出張販売の話を最初に聞いた時は、南牧村のようにメガネ屋が近隣にない地域の高齢者にとっては嬉しいサービスだなと思いました。メガネが多少見えにくくても我慢して使い続けて目への負担を増している方もいる気もするので、度数が合っているかどうかチェックするだけでも価値があると感じました。

ただし(私もそうですが)、メガネは一度買って使い始めると、それこそ壊さない限り使い続けるのが多数だと思います。実際、イベントで会場に来られた高齢者の方々は、普段使っているメガネに満足されている方が多かったのか、出張店舗に立ち寄る方は少なかったようです。JINSにとっても、少しやり過ぎれば売り込みに見えてしまいそうで、さじ加減が難しいと感じました。

せっかくなので私も視力測定だけしてもらいました。

担当者の方に話を聞いたところ、今は毎日、どこかの地域に移動販売車を走らせては、出張販売を行っているとのこと。やはり高齢者施設に出向いて店を出すケースが多いそうです。食品の移動販売と違いメガネは頻繁に買わないので採算的には難しいかもしれませんが、定期的に来てくれて暮らしのなかに定着すれば、気軽に立ち寄る人も増える気がしました。

なお、せっかくなので私も、ここで視力測定をしてもらいました。普段は遠近両用コンタクトレンズを使っていますが、細かい文字を読む時は見えにくく、レンズを外して読むことも多かったからです。ただ、迷った結果、まだ早いと思い老眼鏡を買うのは見送りました。ただ今回は断念しましたが、いずれ(おそらく近いうちに)老眼鏡を買う日が来たらJINSで買いたいと思います。

(JINSの移動販売車について)

https://www.jins.com/jp/topics_detail.html?info_id=549