前編に続き、御朱印が発売された南牧村の主要な神社(十二社)を巡拝してきた報告です。

大仁田神社(おおにたじんじゃ)
大仁田神社は、村役場手前の分岐を左折してしばらく進み、大仁田集落を見下ろす斜面にあります。神社の入口付近には駐車スペースがないため、集落内の細道に入って神社付近の駐車スペースに車を停め、陸橋を渡り神社へ向かいました。
大仁田神社の見どころは、村の天然記念物に指定されている大杉。天正10年(1583年)に植樹された樹齢約400年の大木です。境内には石造物が多く見られ、文政年間に作られた2基の石灯籠や、木製の門も残っています。






六車神社(むくるまじんじゃ)
六車神社は、村役場の先の六車集落で県道を右折し、少し進んだ先の谷筋に位置しています。道路脇を流れる川の対岸に神社があるので、お参りするには赤い鉄橋を渡り、赤い鳥居をくぐって拝殿へと向かいます。駐車スペースが近くにないため、道路脇に車を停めて巡拝しました。
赤い鳥居と赤い屋根の拝殿が特徴の六車神社。境内には逆ハートマークの猪目がある石灯籠や、印象的な木彫りが見られる社があります。





砥澤神社(とざわじんじゃ)
砥沢集落の入口に位置し、県道から石段を下ってお参りする砥澤神社。神社付近の県道は道幅が狭く、カーブしていて見通しも悪いため、神社の脇を一度通過し、少し車を走らせて集落内の待避スペースに車を停めました。
砥澤神社の御朱印に「柿本朝臣人麿」と書かれているように、この神社では祭神の一つとして、万葉集の代表的な歌人である柿本人麻呂を祀っています。石段を下りて左手の拝殿の中には、木彫りが見られる本殿が安置されています。





砥山神社(とやまじんじゃ)
砥沢集落で県道を左折して山道をしばらく進むと、右手に砥沢神社へと続く参道が現われます。このあたりも道が狭いため、道路端に車を寄せて停めました。このまま直進すれば砥石の採掘現場の痕跡が見られる場所があり、車もUターンできます。参道をしばらく上ると砥山神社の赤い鳥居に到着し、石段を上ると拝殿です。
砥山とは、砥石を産出する山のこと。かつての砥沢は上州砥石の特産地でしたが、砥切職工の氏神として祀られてきたのが砥山神社です。拝殿から見る本殿の木彫りが見どころです。





尾佐波神社(おざわじんじゃ)
砥沢集落から先に進み、南牧村民俗資料館の手前を右折して星尾方面へと車を走らせると、尾佐波神社へ向かう道が左後方に分岐します。このあたりも道幅が狭く駐車スペースがないため、いったん通過して少し先の待避スペースに車を停め、神社まで徒歩で向かいました。
小高い山の上に位置する尾佐波神社。道路からは山道と長い石段を上り、拝殿へと向かいました。数多くの祭神が祀られているこの神社は、明治時代に星尾神社と羽沢神社が合併して誕生しました。今でも星尾、羽沢、熊倉各地区の住民に信仰されています。





諏訪神社(すわじんじゃ)
南牧十二社の中で最奥に位置するのが諏訪神社。尾佐波神社から星尾方面へ車を走らせ、吉祥寺の先の分岐を左折、カーブを曲がりながら上っていくと、路端に赤い屋根の神社が見えてきます。神社の裏手には駐車場とトイレがあります。
群馬県には多くの諏訪神社がありますが、ここでは唯一、信州の諏訪大社で行われている御柱と呼ばれる杭を立てる御柱祭が2016年まで開催されていました。近くには星尾風穴があり、合わせて見学するのがおススメです。




以上、南牧十二社を2日に分けて巡拝した記録を前編と後編に分けて紹介しました。南牧十二社のポスターに「癒しの地」と書かれているように、古くから住民に信仰されてきた神社には独特の気(のようなもの)が宿っていると、改めて思いました。(以上)










